SGRDの日記

ムゲンゾーン杯ふりかえり

最近ポケモンを全くせずにwarthunderというゲームにどっぷり浸かってます。SGRDです。

 

先日MPKでOBOGも含めたオンラインポケカ大会、ムゲンゾーン杯があったのでそのことについて書こうと思います。

本当は書く予定無かったのですが、しばらくブログ更新してないのと自分の考えを改めて書き出してみたいと思って書くことにしました。
なので対戦結果よりは考察とかの部分が多くなると思います。

 

 

環境考察

そもそも今のポケカ環境は混沌としています。
反逆クラッシュ環境から大会は無くなり、「スターターVデッキ」「爆炎ウォーカー」「ムゲンゾーン」がある環境での結果が無いわけで。
それに当の本人はしばらく本物に触れず、オンラインの海外環境に身を置いていたので現環境が全く分からない。
なので適切なのか分からないですけど、自分なりにTier表を作成しました。

 

Tier1 ムゲンダイナVmax ピカゼク 三神ザシアン マルヤクデ
Tier2 小ズガ LO ジュナイパー  コンボザシアン
Tier3 超ミュウミュウ ドラパルトVmax リザードンVmax ボーマンダVmax

 

いろいろ間違ってますけどこんな感じかと。
今回は勝ちを狙いに行ったので、Tier1の中から選択しようと思いました。

とはいってもピカゼク以外握ったことが無いので(ピカゼクも怪しい)、自分なりに分析しました。

 

 

 ムゲンダイナVmax

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HPが340と高く特性ムゲンゾーンによりベンチの上限数が増え「ドレッドエンド」の火力が270点とこれも強い。
進化元のムゲンダイナVの「パワーアクセル」によって後攻になっても後続を育てることができるかつ30点を与えておくことであと少し補助すればVmaxポケモンですら「ドレッドエンド」で倒せるようになる。進化先も前も強いのに加え

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シェイミEXを彷彿とさせ、ベンチ展開に必要な大量ドローのサポートが可能なクロバットV。
ムゲンダイナVmaxの技で処理できなかったポケモンHP360までであれば倒すことが可能なフーパ
打点調整に加えてイベルタルGXとの相性がいいガラルジグザグマ
他にもアブソルやマニューラなど強力なポケモンが多い。
どこが弱いんだろ、このデッキ……

 

ピカゼク

ソードシールド環境の始まりからトップを走り続けているだけあってその強さが自明に証明済み。
なんだかんだいろいろできてしまうので強い。
ムゲンダイナには弱いイメージがあるが、正直ライライTAGの「タンデムショック」のまひ効果でなんとでもなりそう。

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今まではLOと子ズガに弱いとされてきたが、クワガノンVのグッズロック効果によってそれらのデッキにも有利に立ち回りやすくなったことはかなりデッキの強化につながっている。
ただでさえ少ない弱点を補完された感じ。

 

三神ザシアン

こちらもピカゼクと同様に環境トップに居座り続けている。
最近となって弱体化がちらほら囁かれているが、以前からもそんな話が出ては大会で優勝するなどしてるのでやはりオルジェネの追加効果強い。
クロバットVとデデンネGXの両採用によって後1オルジェネを使いやすくなったことは多少環境に影響する。

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ムゲンダイナ対策でこんなカードも増えだしたことから、環境に合わせたチューンアップを施せばまだ戦えると思っている。

 

マルヤクデVmax

一見火力はリザードンVnaxに劣っていて頼りないように思えるが、青天井の火力に加え、回復を絡めることで相手に大きな負担を賭けられるカードになっている。

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また進化前の「ねつほうしゃ」により相手の展開を妨害しつつ「キョダイヒャッカ」でつけるエネルギーをトラッシュに送るというおしゃれなプレイもできる。
炎デッキはポケモンに加え、サポートカードが強力なため持ちうるポテンシャルは高い。

 

以上が自分が各デッキに持っている印象です。

さあ。ここからデッキを選ばなくてはいけません。

 

デッキ選択

各デッキのメリット・デメリットをあげてみました。

ムゲンダイナ
メリット
・使いやすい
・強力なカードがそろっている
デメリット
・対策される
・個人的にジュナイパーに対する不安が残る

 

ピカゼク
メリット
・やはり強い
・対応力の幅が広い
デメリット
・自分の中での信頼が低い(前に大事故やらかしたので……)
ジュナイパーに詰まされやすい

 

三神ザシアン
メリット
・保障された強さ
・オルジェネというチート効果
デメリット
・Vmax環境では火力がすこしもの足りない。
・テンポが遅い

 

マルヤクデVmax
メリット
・自分が炎デッキ好き
デメリット
・火力がもうちょっと欲しい

 

ここまで見ればメリット・デメリット共に少ないマルヤクデを握るべきなのだろうが、これは単に自分にしっくり合わずに思い入れが少ないため特に印象に残っていないだけである。
嘘です。直前までマルヤクデ使おうと思ってました。

ここからは部内環境考察です。まずLOとジュナイパーは多いだろうと予想しました。これは経験則。
その二つに弱いデッキ、つまりムデンダイナとピカゼクはこの時点で切りました。

つぎに自分のイメージです。SGRD=炎デッキのイメージが強いですよね。
おそらくマルヤクデを持っていくことは誰しもが予想できます。
それに先ほど触れましたが、三神ザシアンは今下火。
三神いない読み+ムゲンダイナ対策で非エクのデッキを採用する人が多いのではと考え、それに対し強く出れる三神ザシアンを使おうと思いました。
逆張り逆張りのクズ理論です(笑)

ちゃんとした理由を話すとすれば、環境デッキが複数ある現在では柔軟な動きができるし、後1オルジェネを成功させれば大体どのデッキにも勝率はいい。それに加えて意外とムゲンダイナで最大打点を出すのは難しいため三神が場に残ることが可能であると個人的に判断したからです。

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FVFkFv-Hf124E-kVF5db

ちなみにこれは直前まで悩んでいたマルヤクデデッキです。



 

デッキ構築

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予選使用構築 FVFkFv-Hf124E-kVF5db

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決勝トナメ使用構築 g9HLnN-8fiKJz-LngN6i

予選と決勝トーナメントでデッキ変更可能だったので二つあります。

ザマゼンタV 1
ザマゼンタV
Vmaxをメインアタッカーとしたデッキが増えているので刺さると考えて採用。
とくにムゲンダイナは特性の関係上必ずVmaxしてくるので対抗策としては十分だと考えた。

クロバットV 2→1
クロバットV
最初は回転数を上げるために2枚採用していたが、やはり過剰供給な気がしたので1枚に変更。
デデンネと両方採用することで後1オルジェネを使用しやすくした。

 ジュラルドン 1
ジュラルドン
以前からデッキに入っているのは見かけているが、今回はジュナイパー対策として入れた。
草抵抗-30によってジュナイパーの攻撃を2回耐えることができることに加え、下技のよってジュナイパーを一撃で倒すことができることからディアルガよりはジュナイパー対策にもってこいなカードであると考える。

ボスの指令 4
ボスの指令(サカキ)
一般的に2.3枚採用されていることが多いが、今回はクロバットVの増加によって裏を狩ることをメインとしたので強気の4枚採用しました。
こうでもしないと引けないので(笑)

ジュジュベ&ハチクマン 1
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LO対策で採用されていましたが、追加効果がムゲンダイナに刺さると考えて1枚採用しました。

クチートGX 0→1

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特性によってデデンネGXやクロバットVの特性を使わせなくしたり、相手のベンチにいるポケモンの数によってダメージが上がる技を持っていてムゲンダイナ相手には相性がいい。
予選では採用しなかったですが、2エネで動けるアタッカーが欲しくなり採用しました。

安定性を求めるのならオーロラエネルギーを入れるべきなのですが、最近ムゲンダイナにアローラペルシアンGXの採用が多くなり下手すると詰まされたりするので今回は採用しませんでした。

 

マッチアップ

予選

1戦目 インテレオンVmaxパッチルドン 先攻 6-4勝ち (ちょらさん)
インテレオン対面の時点で不利だが、毎ターンボスの指令を使えたことや相手がダイバレットを打ってきたことでオルジェネを宣言できたことが勝因に繋がった。
インレテオンにひたすらハイドロスナイプを連打されていたらおそらく負けていたであろう。

 

2戦目 インテレオンVmax 先攻 4-6負け (やしろさん)
いや、またインテレオンかい!
相手が世界進出を決めた相手だというだけで緊張していたのにインテレオンと……なんとおかしな環境なのでしょう。
一番の敗因は4ターン目あたりのプレイイング。前の相手の番でダイバレットのダメージが前の三神と裏のヤレユータンに乗っていた盤面。次の相手の番で表と裏が倒されてサイド4枚とられることはほぼ確定していた。だが、こちらにはザマゼンタVがいたためこの番のアルティメットレイ+アサルトタックルでインテレオンVmaxを倒す。相手の裏にいるインテレオンVmaxはザマゼンタVを倒せないのでそのまま番が返ってきて、こちらのボスでモスノウを倒せば勝ちという場面だったが、相手のマリィ警戒でさるぢえでこちらのマリィを山に戻してしまう。
察しのいい人はもうお分かりだろうが、アルティメットレイを使った時点で山はシャッフルされるのでマリィはどこかに消えてしまう。サイド4枚とられたときにマリィを打たなければいけない場面で使えなかった。それにより相手の手札にボスの指令がありそれにより負けてしまった。
世界にいく人は構築の段階がすでにレベチでした。

 

3戦目 チラチーノLO 後攻 0-2 負け (マーくん)
反省点多くてここに書き出すとアホみたいな文量になるので割愛するが、単純に練習不足なのと混沌のうねりを貼るタイミングを間違えたなと。
LOはかならずいると予想していただけあって負けたのが悔しかった……
混沌のうねりは予選時1枚採用でしたが、もうやけになって2枚採用に決めた戦いになりました。
マチスジュジュハチジュジュハチで」、ラピュタバルスよりも聞いたことあるし強い。

 

決勝

1戦目 ピカゼク 先攻 6-0 負け (りふを) 
なぜ負けたのか。その理由を聞かれれば私はこう答える。
完全な手札事故だったと。
まずスタートがクチートGX。手札にクロバットV。三神ザシアンのサブパーツの寄せ集めのような感じに。これに加え相手は普通に後1フルドライブを決めてきたのでもう投了しました。
まあこういう時だいたい一度が事故ることがあるのでそれが出たかなと(全治二か月の重症)
自分の右手を殺したい……

 

 

 

感想

 正直環境読みとデッキ選択には自信があっただけにとても悔しい。
三ザシ警戒されてないからいけるだろうと思った自分が甘かったですね。
精進します。

デッキ自体は強いと思うので興味ある方は回してみてください。僕が喜びます。

 

おまけ

 この前TLでオンライン交流会という文字列を見て「ああ、そういえば渉外だったな」なんて思い出しました。
まぁここ最近はコロナも収まってきて無理してオンラインでやる必要ないんじゃない?なんて思ったりもしますが、なにせ会場がない。
ないというよりかは使えないんですけど。まだ対面での活動ができない以上、交流会も対面で行うことはできないんですよ。かといって交流会をやらないのもなんか寂しいですよね。時間も有限ですし。

けど、アイデアがないんですよ。全く。
なので共にアイデアを出してくれる仲間を募ります。
やるならやるでちゃんとしたものを用意したいので。

 

あ、あとオンラインポケカの相手も募集してます。大体暇なので。
@sgrd_pokemonまで