カードの大会に出ないとブログ書くことがないことにようやく気付きました。SGRDです。
今回はシティリーグでミュウを握ったのでそのことについて簡単に書きました。
環境考察
前回のCLから大きく変わったのは
①悪タイプの数が減った
②クワガノンという新たなデッキタイプの登場
③ミュウの登場によるスピザシの登場
以上の3点の追加要素があると考えられます。
どのタイプのデッキも不利なタイプがあり絶対的強者がいないような環境です。そのため環境の流行りを読みつつ、どのデッキに対してもある程度の戦いが保証されるデッキ(白馬スイクンとか)が上位を占めているという結論になりました。
デッキ選択
今までのシティではおおよそTier2あたりのデッキを握っていたのですが、ここ最近の傾向を見るにデッキパワーの高いものの勝率が高くなっているように見受けられます。なので素直に強いデッキを今回は握ろうと思いました。
最初に挙がった候補が白馬スイクン、ミュウ、ムゲンダイナの3種です。
白馬スイクンは海外の大会で優勝してから日本でも注目を浴び、今では環境のトップに君臨しています。裏工作軸を入れているために再現性が高く、頂の雪道を抵抗なく採用できる点が強いと感じました。
ミュウは優秀なカードが新弾で多数収録され、かつてのビクティニを彷彿させるような性能を持っています。単純に高い火力が期待でき、ゲノセクトのドロー効果によって手札切れを起こしにくいのが特徴です。
ムゲンダイナは裏工作の採用は環境に増えているため、ガラルマタドガスの採用で強気に出れるところや、ウーラオスの減少によって環境に弱点をついてくるデッキが少なくなっており以前よりも活躍しやすくなっていると感じます。
とグダグダ書きましたが結果的にはミュウを選択しました。
白馬スイクンはミラーが多そうで自分にはそれを裁く自信がなかった。ムゲンダイナは雪道に弱すぎて最悪何もできずに負けるのが嫌だった、のが理由です。
構築紹介
採用カード
オドリドリ 1枚
特性によってフュージョンポケモンが受けるダメージが-20されることに加えて、ミュウVMAXが技をコピーすることダメカンばら撒きを可能にするために採用しています。-20という数字がどこに響くかというと、クワガノンのエレキブラスターでゲノセクトVが倒されなくなったり、三神のオルジェネ発動下でのアルティメットレイでミュウVが倒されなくなったり、テンタクルの要求値を1枚増やしたり……など他にもあるともいますが、このあたりが環境で刺さる部分だと考えています。
ラティアス 1枚
絶対必要なカードではないけど採用したい1枚。ダイナバリアによってVMAX主体のデッキ相手にボスの司令やサブアタッカーの準備を要求でき、それが整わなければ1ターン隙が生まれるためアドバンテージを稼ぐことができます。
デデンネGX 1枚
このデッキは手札を消費してゲノセクトの特性で引きまくってデッキを回すのですが、どうしても手札に不要札が固まって動かなくなる時が存在します。その場合、ゲノセクトでは解決にならないことが多いので、手札リフレッシュのためにデデンネを採用しています。序盤の展開や終盤の詰めにも使えるので採用した方がいいと思います。
マーシャドー 2枚
デッキのドローをポケモンの特性に依存している関係上、頂の雪道で動きが止まるのは死活問題なのでボール系統から一番持ってきやすい対策としてマーシャドーを2枚採用しています。また自身も雪道を貼ることがあるのですが、混沌のうねりを出していると自分で一度破壊してから出す必要があります。しかしその場合だと自分の雪道を壊せない可能性があり、最悪自分も止まることにつながります。マーシャドーが2体いれば混沌のうねりを破壊する用、雪道を破壊する用と分けられるので、相手には特性ロックを押し付けて自分の攻撃時にはロックを解除して必要なカードを探しに行く、というような動きができます。
ミュウ 1枚
クワガノン対策です(素直)。クワガノンの攻撃をすべて正面に集中させて何とかする作戦だったのですが、ミュウ1枚だけじゃ対策にならないですね。他にもカードを足して対策したのですが、それは後述を見てください。
パワータブレット 3枚
絶対に3枚は欲しいけど、4枚採用したくなるカード。三神と黒馬が触れると採用枚数を増やしたくなるカード。3枚でも十分役割を果たせる。
マオ&スイレン 1枚
白馬スイクンにフリージオの採用が増えグッズロックされることが最近増えてきたので、グッズ以外にも入れ替え札が欲しいと思い採用しました。同じようなカードにとりつかいがありますが、3枚引くことにそこまで旨味があるとは感じなく、マオスイの方が不要札を捨てつつ回復できる選択肢があるので採用を決めました。
各対面での動き
・白馬スイクン
まず最初にやることはマーシャドーをベンチに置く、もしくは混沌のうねりを出すことです。白馬デッキにはほぼ確実に雪道が採用されているのでこちらが止まらないようにする必要があります。バドレックスが進化する前に倒していくのが基本戦術ですが、VMAXになった場合には無視して後ろから倒していきます。ミュウが一回攻撃を耐えてくれるので、その間にカミツレでゲノセクトを起動可能にしてバドレックスを一撃で倒すというプランです。進化前のバドレックスを倒すことができれば後はスイクン2体を倒すだけなので、まずはバドレックスを早期に倒したいです。
また、ミュウにフュージョンエネルギーを付けるか、オドリドリを出しておかないとクイックシューターで倒される危険性があるのでお忘れなく。
・三神ガラルファイヤー
他のデッキに比べて2-2-2のプランが取りやすいの狙います。オドリドリが場にいれば三神の攻撃でルール持ちのポケモンが倒されることが無くなるので無視することも可能です。早急にボスとげんきのハチマキまたはパワータブレットを用意してガラルファイヤーを倒すようにします。スタジアムによるエネルギー供給を止めるだけで相手の要求値を上げられたり、雪道スタンプが最も刺さる相手ではあるので雪道を安易に捨てることはしない方がいです。
・クワガノン
クワガノン対面において重要なことは倒すポケモンにあると思います。自分もそこまで練習をしたわけではないのですが、裏工作によって必要なパーツを持ってこれるからこそ要求値が高い動きができるのだと思います。なので個人的にメッソンを優先的に狙っていきます。
相手の攻撃に対する対処法は3つほど。
①ミュウのベンチへの攻撃を防ぐ。
②オドリドリでゲノセクトが一撃で倒されるのを防ぐ。
③フュージョンエネルギーでクイックシューターをブロックする。
ミュウで正面のみに攻撃されないようにすればミュウVMAXで攻撃した後、メッソンをサイコジャンプで倒しながら回復するという戦術が取れます。サイコジャンプの後に前に出すのはこの対面において全く機能することのないマーシャドーとラティアスを出しておけばサイドレース有利を生み出さずに済むと思います。仮にミュウがボスの指令で前に出されて倒されたとしても、取られるサイドが1-2-2となるわけですからリセットスタンプで止められる確率がかなり上がります。
・ミュウVMAX
ミュウデッキを握るうえでかなり問題となるのがミラー戦。これは先に言っておきますが後攻になったらだいぶ不利です。一応捲る手段は用意していますが、それでも確実に勝てるわけではないです。
まずミュウVAMXミラーにおいて最も早い勝負のつき方がゲノセクトを3体倒されて2-2-2でサイドを取る方法です。計3回の攻撃で決着がつきます。まずこの場合にはお互いに2-2でサイドを進めるとして、相手がサイドを4枚とったターンが勝負です。この時に必要なカードが頂きの雪道+リセットスタンプの2枚です。そのまま自分が攻撃をした場合には返しのターンで負けてしまいますが、ここで止めることができれば後攻の不利が解消され有利盤面に転換することが可能です。ちょっとお祈り要素が入っていますが、後攻の場合にはこれが一番の対処法だと考えています。
先攻だったら同じ方法で捲られないようにマーシャードを常にベンチに置くのがいいでしょう。
・連撃テンタクル
オドリドリがいればテンタクルに必要なカードは9枚になるのでミュウが一撃で倒されることはないと思うのですが、サイコジャンプで山に戻りながら対面で必要ないポケモンを犠牲にしてサイドレース有利を生み出さないようにするくらいしか思いつかないですね。対策が分からない要因は自分がテンタクル回すのが天才レベルで下手だから。
マッチング
※ここから先は当日のマッチングとどのような対戦だったかを書いていくが、何にも参考にならないのでご注意
1戦目 三神ファイヤー 後攻 0-6 負け
緊張の初戦、気になる最初の手札。ドキドキ鼓動する心臓を抑えながら確認した7枚……
は?
一見ゲノセクトが2枚引けてるから強そうに見える手札だが、これ何も動かないじゃん(手札切れないから引けないため)
けどまだこれはトップでクイボ×4水晶×4ピオニー×3マリィ×2のどれかを引けばまだ可能性はある手札。幸いなことに相手のスタートはオドリドリ。トップで三神を引かれたけどボールがなさそうなのでまだある!
魂の初戦のドローで選ばれたのは……
ゲノセクトでした
過去一で要らないと思ったよね。
この後相手もドロサポ引けずにエネ手張りだけでターン返ってきたけどミュウVAMXしか引けずに三神だけに蹂躙されて負けましたとさ。
さすがにこの負けはデッキの特性上ふつうに起こりうる事故で加入保険適用範囲だったので、諦めて次の試合から負けないことを目標に。(まさかこれが序章だなんてね)
2戦目 スピザシ 後攻 3-4 投了勝ち
相手はもちろんザシアンスタート。こちらはミュウスタートに加えてピオニーが手札にあったので展開の確証あり。ザシアンのふとうのつるぎでエネルギーが2枚付いたものの、安定のエナジーミックスで後続も立てる。
2ターン目には進化できたものの、ダメ上昇カードが引けなかったのでザシアンに210点。次ターンにクロススイッチャーでゲノセクト取られる。普通にミュウで攻撃してザシアンを倒した時点で後続がいなかったので順当に攻撃したら投了もらいました。
相手がミュウでボールサーチできなかったのが勝因。
この大会で一番マシな試合だった。
3戦目 シャンデラ 先攻 2-0 種切れ勝ち
マリガンの時点でびっくりボックスが見えたので多分そうだと(勝手に)判断。ウルガモスがバトル場にいましたが、相手が他のポケモンを出せなかったのでテクノバスターで飛ばして勝ち。
ちょっとどんなプランで戦ってくるのか気になるデッキ。
4戦目 リーフィアファイヤー 後攻 0-6 勝ち
そもそも有利対面(な気がする)。先2で相手がエネ引けずに殴れなかったこともドロサポが全然引けなかったことも相まって順当に攻撃して勝ち。
エネが引けなくて負けるの悲しいですよねー(後の特大ブーメラン)
5戦目 テンタクル 先攻 4-6 負け
ちょときつい対面であったけど相手もマーイーカ前でベンチにテッポウオのみ。こちらは最初からミュウが上下揃っていたので攻撃できればテンポを取れる状態。しかしこの男、2ターン目にエネが引けずステイ。
その後も3ターンくらい攻撃できなくなって気づいたら手遅れの状態。あとは覚えてないです。
決勝進めるかの大事な試合で事故る。あるあるすぎて泣いてます。
さてこれが僕のシティの結果です。
全然プレイングで勝負させてくれなかったなー。もうちょっとこのデッキ極めたいですね。
ポケカ案件いつでも待ってます。以上!