言わずとしれたクソデッキ、ドククラゲコケコ。よく分からない人がいるようなので少し解説していきたい。
上がデッキレシピである。おそらくもっと煮詰めることができるだろうが、こんなデッキにそんな労力を割くほうがバカである。
(あるなら教えて)
構築経緯
ドククラゲを使いたかった(ただそれだけ)
ドククラゲの技でエネルギーをジラーチに移して倒す。それだけで実質3枚のエネルギーを破壊することになるので強くねって思った
構築詳細
・ドククラゲライン 3-3
「相手のポケモンについてるエネルギーを相手のほかのポケモンにつけかえ、つけかえた先のポケモンにダメカンを3個のせる」という技。エネ操作で実質的にエネ破壊を行う。
メインなのに4枚にしてないのは温情
・タチフサグマライン 2-2
ドククラゲの技+かんしゃくヘッドでダメカンを4つ載せ、デスカウントをしたかった民。せっかくなのでタチフサグマも入れてみた。
ブロッキングを採用しなかったのは相手の手札を減らしたかったからである。こういうデッキの場合エネルギーは捨てづらい。4枚まで減らした場合、相手の手札のうち1枚はエネルギーになる可能性が高い。そうなると相手は切りたくないカードを切らざるを得なくなる。
ただでさえウザいデッキなのにこの心理戦は面白い。
回して気づくのだが、タチフサグマには180点を叩き出すアタッカーとしての役目も生まれる。
・カプ・コケコV 2
大体こういうデッキは必要パーツが多いのでドロソが欲しい。そのためにスピード雷を入れたい。というわけで、打点が高く小回りも効く優秀なカプ・コケコさんを採用した。
・イベルタルGX 1
見ての通り3点ちまちま乗せていくデッキなので、少しはチート能力ないと勝てない。
・クロバットV 2
ネズでイベルタルパーツを一度に持ってくる構想を考えたときにクロバットとの相性がいいと考え採用。デデンネでもそんなに変わらないと思う。
・ツインエネルギー 4
ワンダーラビリンスを入れる上でいれといたほうがいいと考えて採用した。ワンラビがなければドククラゲは下技を打てる可能性も出てくるので採用し得だった。後にタチフサグマが殴るという奇跡を生み出すこととなる。
戦い方
・基本プラン
ジラーチ、デデンネなどの非アタッカーポケモンにエネルギーを付け替えることで実質的なロックをかける。ジラーチの場合だったら簡単に3エネ破壊ができる。
・攻撃プラン1
基本プランだけでは勝てないのでこちらのプランの用意を裏でしておく。
ドククラゲでエネ移動を行っていくと、毎ターン1枚しか手貼りできないので攻撃に2エネ以上必要なポケモンは攻撃がなかなかできなくなる。しかし、途中であえてアタッカーにエネを付け替えてあげると相手は攻撃ができるようになる。こうなると相手は大体アタッカーを前に出してくる、そしてドククラゲを倒す。この時点で相手のバトル場のダメカンの数は3。
次にジグザグマのかんしゃくヘッドで1点を乗せるとダメカンの数は4になる。この時点でデスカウントGXの射程圏内に入る。相手のアタッカーはすでにバトル場にいるのでボスの指令を使うこともなくネズでイベルタル+オーロラエネを持ってきてデスカウントで気絶。
こうして、簡単にサイドをとることができるのである。
・攻撃プラン2
攻撃プラン1ではサイドは取れても2,3枚。これだけでは勝てないので普通に殴っていく。
ボスの指令でデデンネ、クロバットをバトル場に引きずりだし、カプ・コケコとタチフサグマでサイドを取っていくという作戦が一番妥当だろう。ドククラゲでエネルギー6枚をデデンネに付け替えて落としてもよい。
有利不利
当たり前だが、エネ加速するデッキには弱く手貼り前提には微妙に強い。
・有利
ムゲンダイナ、マッドパーティー。
・不利
三神ザシアン、コンボザシアン、ピカゼク、炎デッキ、その他諸々。
結論
まぁ……勝てないよねぇ笑
ムゲンダイナにはかろうじて勝てそうなのが微妙に面白い。
初見相手には間違いなく気持ち悪るがられる。
使ってる本人はすごい楽しい
