最近またコロナ感染者は増えてCL京都が中止になりました。
CL愛知は開催できるのでしょうか。普通に観光にも行きたいのでコロナが収まることを祈ってます(んなことより大学の単位)
さてシティリーグも2回目ですが、環境に変化を与えたのはシャイにスターVとバナカメデッキの2要素。大きな変化はないですが前シーズン環境との比較も混ぜながら今回は書いていきたいと思います。
環境考察
環境と言えば聞こえがいいですが、めんどくさいので流行りだけ追ってます。
以前の環境と異なるのは炎デッキの活躍が増えてきていることでした。
見ればわかる通り炎デッキがTier2に集中してます。
なんで炎が増えたのか。おそらくはジュナイパーの流行に対するメタだと考えます(ほかにもモクナシダダリンの増加)。自分もジュナイパーの流行を危険視していました。
けど、こういう時って急に水が増えるので炎は減ると思いました。
最近のシティの結果を見てると、どのデッキに対しても安定した行動をできるデッキの勝率が高いように見受けられました。
自分が今まで参加してきた大会の中ではデッキの種類が多く、単純なメタが刺さらないので無難なデッキが増えると考えてデッキを選びました。
デッキ選択
環境が混沌としているので「〇〇に強いから」という単純な理由でデッキを選べなくなりました(そういうデッキに一度対戦するのか不明だからです)。
なので、今自分がいる環境について考えました。自分が参加する会場はジュナイパーの活躍が多く、前回シティでは優勝をしていました。それに加えて「雪国ジュナイパー」での成績報告が多少見受けられたので、これは絶対にいると思いました(フラグ)
こうなると選択できるデッキは「ジュナイパーに勝てるデッキ」か「ジュナイパーいない読みで切るデッキ」のみ。
リスクは簡単に切れないよね
この時点で候補デッキは三神ザシアンとマルヤクデ。自分の道を押し通す三神と相手を止めながら成長していくマルヤクデ。
最初の時点ではマルヤクデの方が優勢でしたが三神ザシアンのプレイング意識を変えた結果驚くほど回りが変わったので、自分の勘を信じて三神ザシアンにしました。
デッキレシピと採用理由
・採用カード
アルセウス＆ディアルガ＆パルキアGX 2
アルティメットレイまで言えれば御の字。1体しか使わないのでサイド落ちケアして2枚。実は三神2枚使う場面ありました。
ザマゼンタV 1
VMAX環境になってるから強い、と思って入れましたけど実際にセキタンザン・ムゲンダイナ・マルヤクデくらいにしか出さないです。それでもボスの指令を要求できるところは強いと思います。
ギルガルドV 1
ジュナイパーが必ずいると考え、楽に試合を進めるために採用しました。ルカメタを2回で倒せるのも強い所です。ただ、ピンポイント採用のためジュナイパーを重く見ない場合には採用しなくてもいいと思います。たまにストーン闘えを無視するのでセキタンザン対面で強いことも。
クチートGX 1
2エネで動けるアタッカーであり、強力な特性で相手を事故らせることも可能です。プレシャスボールのサーチ対象でもあるので山から持ってきやすいです。
フーパ(あくのいましめ) 1
かなり採用が割れるカードではあります。カプ・レヒレを入れるか悩んだのですが、1エネで高火力を出せるアタッカーがいるのは強みだと考えたので採用しました。ザシアンVだけでは足りない打点を補うこともあるのでデッキに合っていると思います。
おおきなお守り 2
1枚は確定なのですが、2枚目は冒険のかばんにするのか悩みましたが2枚採用することにしました。何回も一人回しして感じたのはアルティメットレイができればかなり勝率が高くなることです。そうなると三神の存命率を上げないといけないのでHPアップされるカードはほぼ確実に持ってこないといけない。サイド落ちも考えると2枚が安定だと思います。
くちたけん 1
以前はげんきのハチマキだった枠を変えた形です。差異があるならばお守りがついたピカゼクを落とせるようになる、ミラーで相手の三神を落とせるようになる点くらいですかね。また、30点底上げすることでフーパの打点圏内に入ることが多いです。本来であればメタルソーサー＋手貼りが必要なクチートを動かなくても、手貼りだけで動かせるようにできるのは非常に大きな変換点ではないでしょうか。
プレシャスボール 3
大体のレシピでは2枚採用されている型ですが安定性を取るために3枚にしました。
トキワの森 2
なんで混沌のうねりにしなかったのか。ドガスダイナに対面した場合、サポートが引けないとエネが引けずに止まることが何度かありました。
トキワの森を入れればエネルギーを持ってくる手段も増えますし、デッキの安定性も上がるのでトキワ型にしたのは正解でした。
・不採用カード
カプ・レヒレ
小ズガに対してのメタで入っていましたが、環境にいる小ズガの数が少なく当たっても1回、最悪当たらないので腐ることも考えて採用しなかったです。最悪レヒレなくても小ズガには勝てますから。
ぼうけんのかばん
おおきなお守りの2枚目と悩んだ枠です。かばんを採用すると引ける確率はそのままで山の圧縮率が上がります。ですが、くちたけんとふうせんはそこまで需要が高いものではないので入れませんでした。
げんきのハチマキ
くちたけんの代わりに入れることはないのですが、ハチマキの採用は視野にありました。270の相手を倒すことを考えればハチマキでも十分ですし、三神でHP190のポケモンを倒せるようになるし、アルティメットレイが言えてない状態でギルガルドがジュナイパーを倒せるようになるといろいろ恩恵はありましたが、今回は枠の都合上入れませんでした。
エネルギースピナー
トキワ2枚、スピナー1枚入れれば大体エネルギーは持ってこれるようになるので最初は採用していましたが、それよりもドローできるサポートを増やした方がいいと思い見送りました。
各対面での動き方
対ムゲンダイナ
五分五分
三神にお守りをつける＋マリィを使う。このことを意識して戦います。クロバット×2 or ムゲンダイナ＋マタドガスのサイドプランでいきます。やばい、と感じたらザマゼンタVを前に出して相手にボスの指令を要求させます。
対三神ザシアン
五分五分
どっちが先攻を取れるか、どっちが先にオルジェネ言えるかのゲーム。よほどのことがない限り三神とザシアン以外は出さない。もし相手に先にオルジェネ言われても先にアルティメットレイでデデンネを倒せばテンポを取れます。ただ、三神にお守りをつけていないとくちたけんをつけたザシアンに倒されるのでそこは注意しないといけません。
対小ズガ
不利
不利と言いますか相手がぶん回ると負けです。常にマリィを打つように心がけましょう。最初の火の玉サーカスさえ乗り切れば勝率はぐんと上がります。
対ピカゼク
不利
フルドライブ＋タッグボルトでサイド5枚取りを許してしまうのでザシアンにお守りをつけることになります。基本的に向こうには完璧なプランがあるのでサンダーマウンテンがサイドに埋まるのを天に願うしかありません。GX技を打つよりも先にアルティメットレイを使うことに意識を置いた方が勝ち筋がよくなるかも。
対セキタンザン
五分五分
アルティメットレイを前のセキタンザンか裏のマグカルゴに当てる動きが強いです。セキタンザン側からしてみればふんかだん2回で三神は倒せる計算になっているので(130+130+20=280)お守りが必須になります。基本的にザシアンでもいいのですがザマゼンタの方が噛み合いがいいです。
対ブルーレシリザ
微不利
お守りをつけてもこうねつばくは110+ダブルブレイズ200=310で三神が倒されるので厳しいです。ただし、デッキの性質上手札事故からの復帰が難しいのでブルーを使われたあとにマリィを打ち込んでお祈りするしかないです。ボルケニオンとレシリザ倒せば位ので1ターン止めることができれば勝てます。
対マルヤクデ
不利
エネルギーが3枚ついたマルヤクデは三神、ザマゼンタ、クロバット以外のポケモンをすべて倒せるのでフィオネを出されたらほぼ負けです。三神が動かせるのであればデデンネ2枚刈り取って勝つのが一番簡単です。
対モクナシジュナイパー
有利
ギルガルドはジュナイパーの特性を貫通するので余裕で勝てます。アルティメットレイを2回当ててモクナシを倒す、ギルガルドでジュナイパーを倒してサイド6枚。
当日のマッチアップ
1戦目 超ミュウミュウ 先攻 勝ち
スタート：ワタシラガV
相手スタート：クロバットV
手札にある使えるカードはクイックボールのみ。完全に事故ってましたが相手のスタートがクロバットであることから向こうの止まると考えて三神から展開。
相手が2ターン裏に出したミュウミュウに手貼りだけしてサポート使わずだったので、クロバットをアルティメットレイで倒す。
2回目のレイをミュウミュウに当てて裏のザシアンに加速。ミラクルツイン追加効果ありで倒されるも、ボスで裏のデデンネを倒して勝ち。
基本的に不利対面だったので突破できたのはおいしい。
2戦目 ピカゼク 後攻 負け
スタート：三神
相手スタート：デデンネ
マリガンでピカゼクなのは見えていました。デデンネスタートが微不利事故だと思いました。また後2オルジェネをできれば勝てる盤面でした。手札にはメタルソーサー、エネルギー付け替え、ザシアン、鋼エネルギーがあったので手札を捨てるカードが一枚来てくれればできたのですが、トップが博士だったので出来ず。
フルドライブで前に加速されたのでエネルギー付け替えで加速してアルティメットレイでピカゼクに150ダメ。お守りつけたザシアンに3エネつけたのでタッグボルトで倒されないようにしたのですが、エレパ2枚ひかれてそのままずるずると負け。
2ターン目にこちらが使ったマリィで相手が5枚引いてしまうというプレイエラーがありました。この時サイドペナルティが発生しました。自分はあまり知らないので裁定が正しかったのか分かりませんが、使った側もよく注意しなければいけないと思いました。次からは気を付けます。
3戦目 ブルーレシリザ 先攻 勝ち
スタート：ザシアン
相手スタート：レシリザ
クイボで三神持ってきて水手貼り。相手はポケギアを使うも対象なくクイック、入れ替えでボルケニオン前に出してフレアスターター。おそらくザシアンを取るプランを取ったのか後ろに2枚、前に1枚加速。
この時点で三神が倒されることがなくなったのでオルジェネ。
予想通りこうねつばくは110が飛んできたので返しにアルティメットレイでサイド2枚。
さすがにレシリザが起動してフレアストライク。
次ターンに博士・デデンネ・クロバットで山を掘りまくってくちたけん回収してブレイブキャリバー290でレシリザ倒して勝ち。
くちたけん改めて偉大過ぎる。
4戦目 ブルーレシリザ 先攻 負け
スタート：ザマゼンタ
相手スタート：ボルケニオン
手札に三神につながるカードがなかった。クチート出して手札を見ると、ボール無し溶接工3シロカト1というなかなかの手札。クチートに手貼りして終わり。
対して相手がレシリザが引けずボルケニオン裏に出してフレアスターター。
マリィでハンド流して三神出し、鋼手貼り。
ブルーを引かれこうねつばくは＋ハチマキでザマゼンタ気絶。
三神前でオルジェネいうもカスキャ2枚で裏のザシアン呼ばれてサイド2枚取られる。
この時点で相手の手札にボスがあれば負けなのだが数少ない山の中にエネルギー付け替えが3枚あるのは見えていたので2体目の三神起動に望みをかけるがカードが引けずそのまま負け。
ストレートに回せていれば普通に勝てる試合だったのでとても悲しい。
5戦目 マルマインヤクデ 後攻 勝ち(桟敷さん)
スタート：ザマゼンタ
相手スタート：マルヤクデ
圧倒的不利対面。クイックで三神を出してエンド。
マルマインの特性で前に3枚、後ろに2枚加速されてバーニングトレインでザマゼンタ気絶。
前に4エネしかついておらず手札の枚数的に溶接工は飛んでこないと考えたので三神でオルジェネ。
相手は手貼りもせずにそのまま200点。
ワンラビ貼られるも付け替え手貼りでアルティメットレイ。ザシアンに加速して180点。
マルヤクデ逃がしてヒードラン前。2エネつけてGX技。三神気絶。この時点でサイド4-1。
こちらの勝ちはマルヤクデを倒すことなのでボスを探しに行くも見つからず。デデンネを2回盾にして最後クロバットで全部山を引き切りボスでマルヤクデ呼んでブレイブキャリバーで勝ち。
めちゃくちゃ熱い試合だった。
終わりに
結果は3-2で25位でした。cspは獲得できなかったですが、勝ち越せたので良かったです。
マッチアップを見ると事故で負けはなかったのでデッキの安定性は高かったと思います。アルティメットレイまで言えれば勝率は高いと思います。ただ、自分の予想よりも炎デッキが多いのが読み不足ですね。
自分はしばらく大会に出る予定はないのでBレギュレーションともお別れです。なんだかんだこの1年さほど環境変わってないの面白いですね。
時間があるときに1年間で使ったデッキまとめようかな（笑）
それではまたの機会に
